【契 約】(土地の場合)その契約、まった!もう一度考えよう!信頼度チェック!解説編(2/2)
2016-09-29
設計事務所開設10周年を向かえた建築家 森川 稔が語る「家づくり物語」*************************************************************
【デザインされた住宅を建築家と建てる!】について
設計事務所を開設して10周年を向かえたDEN設計、60組程度のクライアント
の「家のデザインへの思い」と建築家の体験記をお贈りします。あまり知られて
いない 「家づくり」に特化してお話していきます。
そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や工事費、
近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明していきます。
住宅設計と言う専門分野であるため、難しい言葉など専門用語もたくさん出てき
ますが、たくさんの他WEBで紹介されていますので、詳細な説明は、最低限必
要と思われる事柄のみとさせていただきます。
このブログは、一方通行の発信媒体ではなく、皆さんの知りたい情報もたく
さん盛り込んでいきますので、ご要望があれば、連絡ください。
ブログの構成は、家づくりを進める上で必要になる知識を解説している【解説編】
と、その議題に対して実際にあった、クライアントとの出来事【クライアント
物語】の二部構成としています。
注文住宅、デザイン住宅のDEN一級建築士事務所
主宰 森川 稔
***********【家を建てるために!これだけは!】(第4話)***********
本文中[ポイント○]と明記されているところだけでも読んで見てください!
参考に必ずなると思います。
「クライアントとの物語」は、全てDEN設計にご相談にこられた方々との
実際にあったお話です。
■■■■■ 家を建てるために!これだけは!(第4話) ■■■■■
≪ステップ2≫【契約】
(土地の場合) その契約、まった!もう一度考えよう!
【 CHECK1 】信頼度チェック!
■■■■■ 解説編(2/2) ■■■■■
→前回の続き
【 CHECK1 】信頼度チェック!
■ ケース3.とにかく契約を急がせる!
○「手付金は来週中でもいいですから、とりあえず契約だけは先にしてしまい
ましょう。会社の決まりで、契約をしてしまわないと先に進めません。」
とか、本契約であるにも関わらず、
「これは仮契約で、本契約でないから大丈夫です。とりあえず拇印でもいいか
ら判を押して下さい。」
と言ってせき立てる。
(買付証明書であれば、法律的効果は薄いので、その場でサイン・捺印しても
構いません)
また違うケースでは、そんな事実もないのに
「今日中に決めていただかないと困ります。別の人からも話が来ているんで、
そちらに売ってしまいますよ。そちらの方が、条件が良いので」
などとせかされる。
~[ポイント4]~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
契約を急がされる場合、正当な理由が必ずあります。
・ほかの購入意欲のある方が、金額や購入時期において有利な条件で
”買付証明書”をだしている場合。
・土地を売る(売主)側が、早急に売買金を必要としている場合。
・建築条件付きの場合は、スケジュール化された契約日を変えられない。
(建設コストを下げ、2棟・3棟を同時に建設を進める場合が多い為)
などが考えられ、いずれにしても、代理人として宅建有資格者が、相手方(売
主側)と交渉して進めていきます。
それ以外は、不動産会社の理由の場合もありますので冷静にその理由を判断し
てください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■ ケース4.物件に不利な情報の隠滅!
○ 聞いても答えられない若い営業マンもいますが、物件を売りたいがために
過去に自殺があったようなことや、水害が起こった地域であること、埋設文化
財指定地域などデメリットとなることを聞かれるまで隠してしまう事がありま
す。
逆に良心的な業者は不利な情報も提供したうえでお客様の判断を待ってくれま
す。
~[ポイント5]~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
不動産業者が取引相手である購入者に対して、土地・建物の良し悪しを決める
条件を隠蔽することは不公正なことです。
宅建業法では、公正な不動産取引を行わさせるために宅地建物取引主任者に
「説明義務」を与えています。
但し、後日発覚する事柄についての責は、ほとんど問われませんので、心配事
は、調査してもらいましょう。
可能な限り、ご自分でも近隣に聞いてみたり、通勤路・お子様の通学路を歩い
てみたりスーパーや病院の位置を確かめてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回は、ここまでです、■ケース1~5まで当てはまる不動産屋さでしたら、
要注意ですね!
(次回お楽しみに!)次回は、クライアントU氏と”建築条件付き土地”の
購入検討した時のお話です。
≪ステップ2≫【契約】(土地の場合)その契約、まった!もう一度考えよう!
【 CHECK1 】信頼度チェック! クライアント物語編(1/3)
です!----to be continue――――――――>
真剣に取り組む不動産屋さんが、いらっしゃる中、残念ながら上記のような事
柄について悪意を感じていない不動産屋さんがいる事も覚えておきましょう。
ご検討は、慎重に、できれば、早いうちに、プロのアドバイスを聞いたほうが
良いでしょう!
土地を含めたご相談も受け付けています。
DEN設計ご相談受付サイト
==================================================
次回予告:
■ 連載 【家を建てるために!これだけは!】(第5話)
≪ステップ2≫
【契 約】(土地の場合) その契約、まった!もう一度考えよう!
CHECK1.信頼度チェック! クライアント物語編(1/3)
家をたてるには?いろいろ、本・WEBは、見たんだけど・・やっぱりわから
ない・・ と言う方、必見!!
クライアント物語編 Story-002 住宅ローンは建築家のプランを作ってから!
==================================================
家づくり情報サイト

スポンサーサイト
【契 約】(土地の場合)その契約、まった!もう一度考えよう!信頼度チェック!解説編(1/2)
2016-08-09
設計事務所開設10周年を向かえた建築家 森川 稔が語る「家づくり物語」*************************************************************
【デザインされた住宅を建築家と建てる!】について
設計事務所を開設して10周年を向かえたDEN設計、60組程度のクライアント
の「家のデザインへの思い」と建築家の体験記をお贈りします。あまり知られて
いない 「家づくり」に特化してお話していきます。
そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や工事費、
近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明していきます。
住宅設計と言う専門分野であるため、難しい言葉など専門用語もたくさん出てき
ますが、たくさんの他WEBで紹介されていますので、詳細な説明は、最低限必
要と思われる事柄のみとさせていただきます。
このブログは、一方通行の発信媒体ではなく、皆さんの知りたい情報もたく
さん盛り込んでいきますので、ご要望があれば、連絡ください。
ブログの構成は、家づくりを進める上で必要になる知識を解説している【解説編】
と、その議題に対して実際にあった、クライアントとの出来事【クライアント
物語】の二部構成としています。
DEN設計一級建築士事務所
主宰 森川 稔
***********【家を建てるために!これだけは!】(第3話)***********
本文中[ポイント○]と明記されているところだけでも読んで見てください!
参考に必ずなると思います。
「クライアントとの物語」は、全てDEN設計にご相談にこられた方々との
実際にあったお話です。
■■■■■ 家を建てるために!これだけは!(第3話) ■■■■■
≪ステップ2≫【契約】
(土地の場合) その契約、まった!もう一度考えよう!
【 CHECK1 】信頼度チェック!
■■■■■ 解説編(1/2) ■■■■■
土地を購入する・・この決断は、家づくりのテーマのなかでは、場合によって
は、家の金額の2倍もする、かなり重要な大きな買い物です。
いままでの、クライアントとのやりとりで、見逃せないチェックポイントをお教え
します。
表記中、一般の誠実な不動産会社ではあり得ない話であって、一部の倫理観に
欠ける不動産業者の話であることをご理解ねがいます。
私達も数社の不動産会社とお付き合いしていますが、下記に示すような不安感
を抱くような事は一度もありません。
不動産会社は土地を購入する方の代理人です。しっかり、プロとしての責務を
果たしてくれるでしょう。
【 CHECK1 】信頼度チェック!
■ ケース1. 不動産屋さんの広告媒体で考える!
○「よい広告でしたか?」・・
新聞折込のチラシやネットで表示してある”良質な土地広告”とは、正確で情
報量が多く、見ただけで現地に行くことができる広告でしょう。
~[ポイント1]~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
WEB広告やチラシに、住所の○丁目○番地や、現在の住居人名や、その場所が
わかる地図が明記されている事によって、自分自身で気兼ねなく現地を見る事
ができます。
そうしてくれているのが、良心的な業者の、ユーザーに必要な情報と、考える
時間的ゆとりを与えてくれている事がうかがえます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○「オトリ広告で違う物件を紹介されませんでしたか?」・・
オトリ広告とは、売るつもりのない物件、売ることのできない物件を表示し、
客をおびきよせることだけを目的とした広告です。
これは、広告につられてやってきたお客に「その物件はもう売れてしまいました
、別のよいものをお見せします。」と言って、他の物件を紹介する方法です。
~[ポイント2]~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
希望の物件が売れている場合、一呼吸おいて下さい。
「良い物件ほど早く売れる」、これはどの商品でも同じ事です。
プロの不動産会社であれば、「問い合わせてくれた”売れてしまった物件A”
のような土地を探されているんだな。」と、察知してくれ、その物件Aの持
つ良さをヒアリングしながら、時間をかけて分析し、後日、該当物件を紹介し
てくれると思います。
その不動産屋さんの対応を見るだけでも信頼性を判断できると思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■ ケース2.魅力のない土地をあたかも有益であるような断定的判断を与える!
○ 現行法規上、建築できない土地(既存不適格建築物)または、
小さい建物しか建たない土地・・・
確実な根拠がないのに、
「この土地では、建替えはできない物件ですが、前面リフォームすれば、お好
きな間取りに変更できます。」
「現在の用途地域では、小さい建物しか建ちませんが、将来的には用途地域が
変わり増築をして建物を大きくする事ができます。」
などと言って契約を誘います。
つまり、不動産価値とし、もともと購買意欲に欠ける”問題ありの土地”を売
ってしまう方法です!
~[ポイント3]~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
建物付き土地の場合、 ”再建築不可”と書かれている物件は、安さが魅力ですが、
新築・増改築は、一切できません。壁や天井のクロス張替えなどの改修工事しかできません。
購入するときの状態のまま住み続けないといけません。
建ぺい率・容積率と言う法律で定まられた、”土地に建てられる大きさ”が、
地域ごとに指定されています。(地方行政で教えてくれます。)
その”土地に建てられる大きさ”が見直されるのは稀です。
経験の浅い不動産屋さんが、間違った物件紹介をしてしまうケースもあります
が、意図的に行っているとしたら注意しないといけませんね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(次回お楽しみに!)次回は
≪ステップ2≫【契約】(土地の場合)その契約、まった!もう一度考えよう!
【 CHECK1 】信頼度チェック! 解説編(2/2)
です!----to be continue――――――――>
真剣に取り組む不動産屋さんが、いらっしゃる中、残念ながら上記のような事
柄について悪意を感じていない不動産屋さんがいる事も覚えておきましょう。
ご検討は、慎重に、できれば、早いうちに、プロのアドバイスを聞いたほうが
良いでしょう!
土地を含めたご相談も受け付けています。
DEN設計ご相談受付サイト
==================================================
次回予告:
■ 連載 【家を建てるために!これだけは!】(第4話)
≪ステップ2≫
【契 約】(土地の場合) その契約、まった!もう一度考えよう!
CHECK1.信頼度チェック! 解説編(2/2)
家をたてるには?いろいろ、本・WEBは、見たんだけど・・やっぱりわから
ない・・ と言う方、必見!!
==================================================